Foundry × Ontology × AI Agent

Ontology

業務データを「使える知識」に変え、AIが権限の範囲内で業務を支援・実行できる基盤

Foundryで分散した業務データをつなぎ、Ontologyで企業固有の意味・ルール・権限を定義。AI Agentを、回答するだけのAIから、業務を理解して支援・実行するAIへ進化させます。

Foundry × Ontology × AI Agent

このページで伝えること

データの関連付け

分散した業務データを一つの基盤で関連付けます。

業務の定義

企業固有の業務オブジェクト、関係、ルール、権限を定義します。

AI Agentの実行

AI Agentが照会・分析・提案を行い、許可された範囲で業務を実行します。

小規模なパイロット

具体的な業務課題から小規模に開始し、効果を測定します。

01  |  CHALLENGE

業務の答えは、複数のシステムに分散しています

一つの業務課題に答えるために、担当者が複数のシステムを横断して確認し、手作業で情報を整理しているケースは少なくありません。

データの分散

顧客・注文・在庫・納品などの情報が、別々のシステムやDBで管理されています。

システム横断の確認

担当者が画面を切り替え、必要な情報を収集・照合・整理しています。

AIに業務文脈がない

AIが必要とするデータの意味、関係、判断ルール、アクセス権限が定義されていません。

代表的な業務質問

「顧客Aの注文進捗は? 在庫は納品に足りるか?」

解決の考え方

1. Foundry

分散した業務システムとDBを接続し、関連データを統一基盤へ取り込みます。

2. Ontology

業務オブジェクト・属性・関係、業務ルール、アクセス範囲と実行権限を定義します。

3. AI Agent

統一データと明確なルールに基づき、照会・分析・提案を行い、権限内で実行します。

02  |  ONTOLOGY

企業固有の「業務の意味」をAIが理解できる形にします

Ontologyは、データ項目の一覧ではありません。業務に登場する対象をオブジェクトとして定義し、属性、相互関係、判断ルール、アクセス権限を一つのモデルとして整理します。

顧客

主な属性

顧客番号、顧客名

関係:顧客が注文を持つ

注文

主な属性

注文番号、注文ステータス

関係:注文が製品を含む

製品

主な属性

製品番号、製品名

関係:製品が注文に紐づく

業務ルールと権限も定義

例えば「納品済」の判定条件、金額や顧客区分による承認ルール、部門ごとの閲覧範囲、AIが実行可能な操作、人による確認が必要な例外などを定義できます。AIはFoundry上のデータを、企業が定めたルールと権限に従って利用します。

Foundry、Ontology、AIの連携

業務システム

顧客・注文・在庫・納品など、業務の元データを提供します。

Foundry + Ontology

Foundryがデータを読み込み関連付け、Ontologyが意味・ルール・権限を提供します。

AI業務アプリ

Ontologyの意味と権限に基づき、照会・分析・提案を行い、許可された範囲で実行します。

業務担当者

結果を確認し、例外処理や重要な判断を行います。

03  |  USE CASE

応用例:顧客注文の照会

ユーザーからの質問例

「顧客Aの注文進捗をまとめ、フォローが必要な納品課題を挙げてください。」

AIが参照する業務データ

  • 顧客情報
  • 注文記録
  • 在庫および納品情報
  • Ontologyで定義されたステータス、ルール、アクセス権限

期待される出力

注文サマリー、未完了項目、要確認事項、フォロー提案など、担当者が判断するための材料を提示します。AIが自動実行できる範囲と、人による確認が必要な範囲は、事前に設定した権限に従います。

検討できる業務アプリケーション

営業・カスタマーサービス

顧客履歴を集約し、問い合わせ回答やフォロー準備を支援します。

調達・在庫

調達・在庫・需要データを組み合わせ、補充分析や判断材料の整理を支援します。

経営分析

システム横断データを集約し、経営レポートや論点整理の初稿を作成します。

社内業務照会

自然言語で質問し、必要な業務情報を検索・整理します。

注記:上記はシナリオ例です。実際の機能・出力・効果は、接続するデータ、業務ルール、アプリケーション設定、利用環境により異なります。

04  |  PILOT

具体的な業務課題から、小さく検証します

最初から全社規模で導入するのではなく、業務価値が明確で、対象データと権限範囲を制御しやすいシーンからパイロットを開始します。

STEP 01

シーン明確化

利用担当者、業務課題、期待成果、受入基準を合意します。

STEP 02

データ確認

関連システム、更新頻度、データ品質、アクセス権限、デプロイ方式を確認します。

STEP 03

アプリ検証

業務データとモデルを接続し、実際の業務シーンで使いやすさと効果をテストします。

STEP 04

評価・展開

結果を評価し、改善方針と次に拡張する対象業務を決定します。

パイロットで測定する主な指標

手作業の削減

同一タスクに要する時間、確認画面数、操作ステップを比較します。

横断データの活用

必要なデータが揃い、定義と集計口径が一致しているかを確認します。

回答品質と実用性

回答の正確性、使いやすさ、担当者のフィードバックを評価します。

最初の一歩は、具体的な業務課題を一つ選ぶことです。

連携するシステム、定義するオブジェクトと権限境界を整理し、最適なパイロット範囲をご提案します。まずはお気軽にご相談ください。